ビールは髪のために(遠慮しながら)飲もう

私はビールが好きなのですが、飲み過ぎて帰ってきた翌朝起きると、額から脂がかなり分泌されているのが分かります。飲まない時はそんなことはないです。

炭素数2のエチルアルコールの分子は炭素数6のブドウ糖より小さく、体の中でアセトアルデヒドから酢酸に変わると、体に利用されやすい形になります。燃料としても使え、脂肪にもなります。

まさか前の晩のアルコールが翌朝脂肪になって額から分泌されるとは思わないですが、お酒は脂と間違いなく関係していてあまり印象がよくありません。酒好きの人で顔の皮膚が乾燥しているような人を見たことがありません。みんな脂の回りがよいです。

ところが、ビールを飲むと、少なくとも炭酸(二酸化炭素)とホップは育毛に役に立つそうです。

ビール

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炭酸泉の効果

温泉の中でも、炭酸泉は、末梢神経の拡張作用など、循環器系の機能をよくするという効能が知られています。

ドラッグストアで売っている入浴剤で発泡するタイプは、重曹とクエン酸がお湯に溶けて炭酸ガスを出す仕組みです。

炭酸泉に入ると、炭酸ガスは皮膚から吸収され、血管を拡張しますが、飲用もできます。飲用すると、胃の血流増加、腸の蠕動運動促進など、消化を助ける働きを持っています。

そしてもちろん、温泉らしいストレスを和らげ、炎症を抑制し、抗うつ作用、生活習慣病改善や傷の治りを早める効果などがあります。

昔、ソーダ水が薬局で売られていた。ソーダ水は胃薬だったという話を読んだことがあります。岡嶋研二先生の薄毛の食卓によると、ビールも明治時代、薬屋さんで売られていたそうです。

炭酸ガスがIGF-1を増やす

岡嶋先生の発見された、IGF-1が増える仕組みの話に慣れてくると、胃腸を刺激するとよいと分かってきます。炭酸はよいでしょうね。

炭酸飲料は、飲むと心地よいので飲んでいます。口の中、のど、食道、胃と全部刺激されます。

知覚神経は、その場所の環境が、水素イオンで酸性になると刺激されやすくなることが知られています。知覚神経には、炭酸脱水素酵素という酵素があり、炭酸ガスと水から水素イオンを作ります。

反応式はこうなります。H+が水素イオンです。

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実際に、炭酸ガスを溶かしたお湯に、マウスを10分間浸けると、体内のIGF-1が2倍に増加したそうです。

しかし、炭酸の場合は、皮膚よりも飲んだ方が刺激が分かりやすいですね。おまけにゲップまで出ます。胃には十二分に刺激的です。

ホップのゲラニオールも一役買っている

ビールの苦みはホップによるものです。

ホップはツル性の植物で、ツルの高さは7から12メートルになります。最近、ビールのCMでツルの高さが分かるようになりました。雌株には「毬花」と呼ばれる松かさに似た花のようなもの(本当の花ではない)をつけ、この毬花がビールの苦みなどの原料になります。

もともとビールにホップを加えるようになったのは保存性を高めるためでした。しかし、ビールの苦味、香り、泡に重要な原料です。

ホップにはゲラニオールというバラに似た芳香をもつ物質が含まれているそうです。この香り成分も胃の知覚神経を刺激し、IGF-1を増やすことが考えられるとか。

苦みも関係しているような気がしますが、炭酸の強烈さの陰に隠れてしまっているのかもしれません。

実際にマウスにビールを飲ませる実験では、IGF-1が増加したそうです。

ノンアルコールビールでも効果が

最近、ノンアルコールビールがよく売れるそうです。実際、売り場での面積も昔に比べると広くなりました。あまりアルコールを飲まない人が増えているのでしょう。

ただ、買うときにはよく原材料を見てください。あまり体によろしくないようなものが入っている場合があります。

私も一時、飲むのを控えようと思って、ブローリーというアルコール0.9%未満のオーストラリア産のビール風飲料を飲みました。ビールを醸造してからアルコールを飛ばす方法で作られているので、多分、加熱してアルコールを飛ばしてから冷やして加圧して炭酸ガスを溶かすのでしょう。少し味がおかしいけれど、原材料は麦芽とホップだけです。

IGF-1には鎮静効果もある

仕事が終わって、まず一杯と、ビールを飲むと、ふわっと体が緩みます。今まではアルコール特有の効果なのだと思っていました。

しかし、IGF-1には抗ストレス作用、抗不安作用や鎮静作用があるのだそうです。

岡嶋先生は、ノンアルコールビールを飲んでも普通のビールを飲んだときのような軽い脱力感を感じられたそうですが、確かに、私も同じような経験をしています。0.9%未満でもふわっと来ます。私の場合は、もっと確実に酔った感じがほしいのでビールを飲みますけれども。

ビール会社によると、ノンアルコールビールを飲んだ多くの人が同じ経験をするようです。

ひょっとして、食事をしながら少しだけリラックスしたい時にはノンアルコールビールでも十分なのかもしれません。

そして、育毛のために飲む場合も。

最近、コンビニに行くと、味のついていないウイルキンソンの炭酸水が並んでいて、結構売れているみたいです。炭酸水もホップは入っていませんが、役に立ちます。

まとめ

私は酒飲みなので、自戒を込めて、ビールが育毛に役に立つから大いに飲みましょうなんて書けません。ビールはほどほどに。でも、炭酸とホップは育毛に役に立つそうなので、原料におかしなものを使っていない品質のよいノンアルコールビールを飲みましょう。

そして、仕事中は、味つけされていないただの炭酸水を飲むとよいと思います。

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