育毛にブルーライト(青色光)はよいらしい

ブルーライトは、スマホが普及した数年前に問題視され、ブルーライト(青色光)をカットする眼鏡も販売されています。ところが、育毛にはブルーライト(青色光)がよいらしいのです。

髪がみるみる生える、ふえる、きれいになる25の習慣には、治療前治療後の写真も載せられています。

初めに、育毛になぜブルーライト(青色光)が役に立つのか書き、後半はブルーライト(青色光)の問題について書いて、比較してみましょう。

ブルーライト

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ブルーライト(青色光)はIGF-1をふやす

ブルーライト(青色光)はIGF-1をふやします。クリプトクロムがブルーライトを受け取るのだそうです。

クリプトクロムは、ウイキペディアによるとこのように書かれています。

ギリシャ語で「隠れた色素」(κρυπτοσ χρομοσ) という意味であり、元来は植物にあると想定された青色光受容体を指した。

現在では特定の一群のタンパク質の名称であり、植物にはもう一種の青色光受容体であるフォトトロピンも見つかっている。クリプトクロムは緑藻から高等植物までにあり、さらに動物などにもよく似たタンパク質があることが明らかになっている。

昔、学校で光合成には赤と青の光が役に立つと習った記憶があります。セロファンを貼って実験した記憶もあるので、中学生(?)の頃だったのでしょうか。

クリプトクロムは、動物にもあります。これまでは、動物のクリプトクロムは目の網膜にのみ存在すると考えられていましたが、岡嶋先生の研究で、クリプトクロムは、マウスの全身の知覚神経に存在することが分かりました。

マウスに青色光を照射すると、皮膚の知覚神経が刺激され、皮膚をはじめ全身の組織でIGF-1濃度が増加し、しかも網膜が変性した盲目のマウスに青色光を照射しても、全身のIGF-1が増加したのです。

つまり青色光は、目の網膜ではなく、皮膚の知覚神経を刺激して、全身のIGF-1を増加させていると考えられます。

念入りに、目の網膜が機能していないマウスも使って実験し、網膜にあるクリプトクロムだけがIGF-1増加の原因ではないことも確かめています。

青色光(ブルーライト)の照射

マウスの体毛を剃って、青色光を照射したマウスと照射なしのマウスの写真が本に載せられていましたが、確かに、違います。

顔や上半身に照射する

まず、知りたいのはどのくらい当てるのかということですね。

1ヶ月間に計6回の上半身への青色光照射を行ったところ、明らかに頭頂部の薄毛が改善しています。青色光は、頭部に直接照射しなくても、顔や上半身の肌に照射することで、照射部分の知覚神経刺激情報が頭部を含んだ全身に伝わり、育毛効果を発揮します。

最初、なぜ直接頭部に照射しないのかと思ったのです。少し考えました。頭部には、薄毛とはいってもたくさんの毛が生えています。それが「日よけ」になるからでしょう。

顔や上半身ならうぶ毛しか生えていませんから、広範囲に青色光をダイレクトに照射できます。

照射時間は薄毛治療については書かれていませんでしたが、次に紹介する肌に対する効果を参考にしてください。

顔のたるみやしわの改善もできる

これは青色光を照射して発見されたのではないかと思います。頭皮ばかりでなく、顔の皮膚にも効果があり、たるみやしわの改善もできることがわかりました。

肌に対する効果については、21~39才の女性の顔に、青色光を毎日10分間、2週間照射し、肌の弾力性がどのように変化するかを検討した結果、9例(69.2%)で肌の弾力性が増加し、3例(23.1%)では不変、そして1例(7.7%)で低下が見られました。

また毎晩、就寝中に顔に青色光照射を行って、顔がどのように変わるかを見てみました。4週間の青色光照射により、ほうれい線が浅くなり、また、肌のくすみが改善していることがわかります。

このような、育毛、および肌のたるみの改善効果は、青色光照射によるIGF-1の増加によってもたらされたものと考えられます。

先生にここまで書かれると、自分でもやってみたくなりますね。

普通に買える白色LEDライトでOK

アマゾンで調べると、青色のライトも売っていましたが、日常的に使われている白色LEDライトでよいそうです。

現在の白色LEDライトは、白色を作り出すために青色の光を黄色い蛍光を発する物質に照射し、2つの光を混ぜて白色光にしているそうです。

部屋の明かり、スタンドの明かりを白色光にすれば、青色光のライトを浴びているのと同じことになるようですよ。

しかし、ブルーライト、以前は問題になっていましたよね。

ブルーライトとは

ブルーライト研究会のサイトによると、青色光は可視光線の中でもっともエネルギーが強いそうです。もう少し波長が短くなると紫外線になって見えなくなります。

反対に赤は波長が長く、暖かい赤外線はそれよりも波長が長く見えません。

ブルーライトとは、波長が380~500nm(ナノメートル)の青色光のこと。ヒトの目で見ることのできる光=可視光線の中でも、もっとも波長が短く、強いエネルギーを持っており、角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで到達します。パソコンやスマートフォンなどのLEDディスプレイやLED照明には、このブルーライトが多く含まれています。

ナノメートルとは、10億分の1メートルです。

さらにこんなことも書かれています。

デジタルディスプレイから発せられるブルーライトは、眼や身体に大きな負担をかけると言われており、厚生労働省のガイドラインでも「1時間のVDT(デジタルディスプレイ機器)作業を行った際には、15分程度の休憩を取る」ことが推奨されています。

約20年前と比較し、省エネ化でLEDが普及したことにより日常生活におけるブルーライトの暴露量が増えています。ブルーライトの放出量は各デバイスによっても異なり、パソコンのみならず、現代人の必須アイテムとなりつつあるスマートフォンから発せられるブルーライトにも注意が必要です。

そういえば、会社のデザイナーがガマンできないとブルーライト対策の眼鏡を買っていました。私は老眼の進み方がひどくてブルーライトは気にしていませんでしたが、この手の眼鏡はかなり売れているのですね。たとえばこれはアマゾンでレビューが130もついていました。

ELECOM ブルーライト対策眼鏡 超吸収 ブラウンレンズ グレー OG-YBLP01GY

青色光(ブルーライト)の問題

波長が短いブルーライトは、強いエネルギーを持っていることが分かりました。ブルーライトの問題は、2つあります。

1つは、エネルギーの強さから目に与える影響。もう1つは、いわゆる体内時計といわれるサーカディアンリズムが狂ってしまうことによる体調不良です。

目に与える影響

ブルーライト研究会のサイトには、まず網膜に与える影響はこのように書かれています。

紫外線やブルーライトのような強い光は、角膜や水晶体で吸収されず、ストレートに網膜に達してしまいます。

たとえば、「太陽の光を直接見てはいけない」と言われるのは、強烈な光によって網膜がダメージを受けてしまうから。

また、たとえわずかでも、紫外線やブルーライトを浴び続けると、網膜の中心部にある「黄斑」がダメージを受け、加齢とともに増える眼病「加齢黄斑変性」の原因になる場合があります。

昔の電球を使った懐中電灯も見続けるのはつらかったですが、LEDライトは直接見ないよう注意書きがあります。強烈です。もっとも、最近の車のライトはみんな白色LEDだと思いますが・・・。

さらに目が疲労するのはこのような理由があるようです。

ブルーライトは目は波長が短いため散乱しやすい性質を持っています。これが眩しさやチラつきなどの原因になり、その分、脳はピント合わせに苦労します。

また、ブルーライトは他の光よりもエネルギーが強いため、瞳孔を縮めようとして目の筋肉も酷使され、眼の疲れや肩・首の凝りなどに影響します。

まったく慣れとは恐ろしいもので、win95以降、それまでの白黒画面からカラーディスプレーが当たり前になり、液晶ディスプレーが出た時、色が鮮やかすぎてものすごく目が疲れたことを思い出しました。

もちろん、視力はどんどん落ちました。私はずっと視力1.5か2.0だったのですけれども。

サーカディアンリズムに与える影響

網膜には、最近発見された「第3の視細胞」といわれるものがあります。光が体内時計に影響することは、私が子供の頃から何度も聞いたことがある話です。

これは、メラノプシン含有網膜神経節細胞(ガングリオンフォトリセプター)と呼ばれる神経細胞の一種で、ここで得た光の刺激は脳の視覚中枢を経由せず、直接視床下部に届いて1日24時間のサーカディアンリズム(概日リズム)に大きな影響を与えます。

つまり、「モノを見る」ことはできませんが、ブルーライトを感知することで生体リズムや生理的調整機能、病気や痛みの発生にも影響を与えるのです。

この「第3の光受容体」は、460nmという強いエネルギーを持つ光のみに反応します。つまり、ブルーライトは、体内リズムを整えるために重要な役割を果たしています。

たとえば、網膜がブルーライトの刺激を受けると、脳は「朝だ」と判断し、メラトニンという睡眠を司るホルモンの分泌が抑制され覚醒します。

また、ブルーライトの量が減少すると「夜だ」と判断して、メラトニンの分泌が活発になります。時差ボケの解消には朝の光を浴びるといいといわれるのは、ブルーライトを多く含む朝の太陽の光でサーカディアンリズムがリセットされるからです。

すると、夜になってもずっとディスプレーの前に座っていると、いつまでたっても夜になりません。

体が1日のリズムを感じられなくなると、睡眠障害、肥満、がん、精神状態に影響があるといわれています。

逆にブルーライトを上手に使って、体が覚醒と睡眠を自然と行える環境を整えるようなことも行われています。

メジャーリーグが認めたLED照明のパワー

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まとめ

岡嶋先生の本では、青色光(ブルーライト)の害については何も書かれていませんでしたが、以前、問題になった通り、ブルーライトは目にはよくないようです。

ただ、ブルーライトをカットする眼鏡をかけたり、目隠しをすれば、ブルーライトを浴びても何も問題はないようです。

毎日目隠ししながら白色LEDライトをつけて10分、顔や上半身に当てていると、育毛になり、また、お肌にもよい影響があるということなので、ためしてみる価値はありますね。

知りませんでしたが、電球の代わりのLED白色ライトは1個数百円ですか。2年くらい前と比べると、すごく安くなっていました。

最後に思い出しましたが、青色LEDって日本の3人の先生が発明に関わり、ノーベル物理学賞を2年前に受賞したのでしたね。青色がなかなかできなくて、出来たのは1990年代でした。

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