白髪を毛染めすると髪も地肌も傷む可能性が高い

この記事は、白髪の人が安易に髪を染めると髪と地肌を傷めて髪を失ってしまいかねないことについて書きます。肌の強さは個人差が大きいです。周囲の人が染めているからという安易な理由で染めるのは止めた方がよいですよ。

私は30過ぎて転職してから白髪が増えました。33歳の頃の話です。職場の人間関係のストレスよりも、仕事自体の理不尽度が高かったからではないかと思います。

白髪が増えると実際の年齢より上に見られるようになります。私は気にしませんでしたが、気にする人はすぐに染めます。

そういえば、昔に比べると白髪の女性を見かけることがなくなりました。昔は、長谷川町子の4コマ漫画、「意地悪ばあさん」のようなおばあさんらしいおばあさんを見かけたものですが、今はみな髪を染めて若々しく見えます。

しかし、髪を染めると髪も地肌も傷める場合が多いのです。

白髪

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白髪になる原因

髪の色を決定するのは、毛髪に含まれるメラニン色素です。毛髪を生み出す毛母(もうぼ)にはメラノサイトと呼ばれる色素細胞があり、これによってつくられるメラニン色素が毛母細胞に取り込まれ、毛母細胞が分裂して毛髪に変化する過程で色が定着します。

色素細胞のメラノサイトがメラニン色素をつくるときは、チロシナーゼという酵素の働きが欠かせません。このチロシナーゼは加齢とともに新陳代謝が衰えると減っていくので、年をとるとメラノサイトはメラニン色素をつくれなくなります。こうして白髪が生えてくるのです。

私のように若白髪になるのは、何らかの原因でメラノサイトがメラニン色素をつくれなくなった結果だと考えられます。

遺伝的なものか、血行不良か、ホルモンの分泌異常か、もしくは、ストレスか、原因は、はっきりとはしていないようです。昔から、ショックを受けると一夜にして髪が真っ白になる話がありましたね。

その他には、栄養の偏った食生活、食品添加物の影響、昼夜逆転など不規則な生活などが考えられています。

髪染めは髪と地肌を傷める場合がある

私が覚えているのは、1990年代の中盤以降の数年のことです。20代の若い人に茶髪がとても流行りました。きっかけは覚えていません。私の会社でも若い社員は、ほとんど茶髪にしていました。もちろん、女の子もです。

しかし、そばに寄って見ると、すごく髪が傷んでいました。毛にツヤがなくなり、バサバサしているのが見るだけでも分かるほどでした。

私は白髪が目立つようになっても染めませんでした。私は皮膚の弱さなら自信があります。染めたら地肌がすぐにかぶれるだろうなと思っています。ちなみに、私の友人にやはり30歳を過ぎて白髪が一気に増えた人がいました。

彼は、45歳を過ぎて半分以上が白髪になり、白髪ぼかしを始めてから、一気に髪の毛が少なくなってしまいました。

毛染めの方法

毛染めの方法は、ヘアスプレーやヘアフォームなどの一時染毛料、ヘアマニキュア、カラーリンスなどの半永久染毛料、ヘアダイ、白髪染めなどの永久染毛剤、そして脱色剤・脱染剤です。

一時染毛料は効果が一時的で、1回のシャンプーで洗い落とすことができます。着色する仕組みは、毛髪の表面に着色料が付着するだけです。

半永久染毛料は、酸性染料を使ったもので、シャンプーするたびに少しずつ落ちていきます。着色する仕組みは、表面についた色素の一部がキューティクルのすきまから内部に浸透して色がつきます。

ヘアマニキュアの場合は、一回の使用で色素(酸性染料)が髪の内部まで浸透して染毛します。カラーリンス、カラートリートメントの場合は、リンスやトリートメントとして使用していくうちに、色素が髪の表層部に徐々に浸透し、髪を染めていきます

永久染毛剤は、脱色させるとともに、酸化染料を化学反応によって毛髪の内部まで浸透させ、染着させます。これが一番強力です。薬品でキューティクルを開かせて、メラニン色素を分解して脱色するのです。

これらのうち、皮膚トラブルの原因になるのはヘアダイなどの永久染毛剤に含まれるPPD(パラフェニレンジアミン)という成分です。

皮膚がかぶれたら即刻使用を中止しよう

あなたの髪を守る本―皮膚科医が教える危ない習慣改善法によると、ヘアダイでかぶれた場合、症状が頭皮よりも顔の方に強く出るために、ヘアダイが原因だと気がつきにくいようです。何か別の原因だと思ってしまうのですね。

もし、髪を染めた後、顔が赤くなった、かゆい、皮がむけてきたといった症状が現れたら、ヘアダイによる接触皮膚炎の疑いがあります。できるだけ早く、皮膚科を受診してくださいと書かれていました。

最近はアレルギーになる人が増えています。いつ発症するかわかりません。一度発症すると、アレルギー持ちの方はお分かりのように、それ以降、ヘアダイを使うたびに毎回かぶれるようになります。

顔に反応が出るなら、頭皮にも影響がありますよ。

ヘアダイの脱色作用は髪を傷める

ヘアダイは、脱色させるとともに、酸化染料を化学反応によって毛髪の内部まで浸透させる仕組みでした。薬品でキューティクルを開かせて、メラニン色素を分解する(壊す)のですから強力です。

メラニン色素を壊して一度脱色しなければ、酸化染料を浸透させてその色を定着させることができないのです。

美容院で染めた場合は、アルカリ性の条件下で作用させた薬品を酸性シャンプー、リンスで中和します。

しかし、こうしても髪が受けるダメージは小さくはありません。

ヘナは安全?かどうか中身を確かめてから

女性は毛染めにヘナを使う人が多いです。自然素材の染毛料として知られています。少し赤っぽい色になりますね。

ヘナは、インドなど西南アジア地方産の灌木の葉からとれる赤褐色の色素です。現地では、布地を染める染料として使われていましたが、アメリカで毛染めの色素として使用が認められ、日本でも、美容師の間では知られていたそうです。

ヘナは植物性の染料なので、安全性が高いと認められています。しかし、実際には問題があるものもあるようです。

もともと、ヘナの色は赤褐色になります。しかし、それ以外の色にするには、染料を混ぜるしかありません。その染料が問題になります。ヘナが自然素材でも、混ぜる色素がヘアダイと同じような成分なら、もはや自然素材の染毛料とはいえません。

実は、私が以前勤めていた会社で、一時自然素材の染毛料を扱うことになり、そのモデルに白髪の私がピッタリだといわれたのです。しかし、私は受けませんでした。自然素材の染毛料というものをまったく信用していなかったからです。

髪が黒くなるより、地肌が傷んで、少なくなり始めた髪がさらに抜けることの方が嫌だったのです。

もし、ヘナは自然素材だから安全ですといわれてすすめられたら、できあがりの髪の毛の色を事前に確認することと、内容成分を見せてもらった方がよいです。永久染毛剤に含まれるPPD(パラフェニレンジアミン)という成分には注意しましょう。

まとめ

男性でも40代から40代の方は、白髪を染める方が多いように思います。その上の世代になると、よほど事情がある方(会社経営など)はともかく、みな染めるのを止めるようになります。

大切な地肌と髪を弱らせないように、できるだけ弱い染料を使うことが大切だと思います。多少の白さは、だんだん顔に似合って来ます。

政治家の方々は、無理しても若さを強調しなければならないのか、顔の雰囲気と黒々とした髪が合ってない方をたまにテレビで見かけます。

年齢相応の自然さが一番よいですね。

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