プロペシアの効果と副作用について調べてみた

プロペシアが効く仕組みと効果と副作用について調べました。専門医が語る毛髪科学最前線を読みました。

効く仕組みが分からないと効果についてきちんと理解できません。ネットの記事は、医療機関以外のもので、出典が明記されていないものは信用しないことにしています。

薬

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プロペシアの効果

プロペシアが効く仕組み

プロペシアは、5α-リダクターゼ2型の作用を妨げる薬です。正式名称は、フィナステリドといいます。

2型5α-リダクターゼの作用を妨げる薬です。AGA男性型脱毛症の仕組みで説明した通り、男性型脱毛症は、テストステロンが2型5α-リダクターゼという酵素によって、ジヒドロテストステロン(DHT)に変わり、これが毛乳頭細胞内で作用することで起こります。

https://hair.mana-beru.com/110

具体的には、ジヒドロテストステロン(DHT)に刺激されて毛乳頭細胞から出るTGF-β1(トランスフォーミング増殖因子-β1)が脱毛の原因になるのですが、2型5α-リダクターゼを働かないようにして、毛乳頭細胞でジヒドロテストステロン(DHT)ができないようにするのです。

もともとは前立腺肥大の治療薬

アメリカで1983年に合成され、前立腺肥大の治療薬として1992年にアメリカのFDA(食品医薬品局)に認可されました。

この薬の臨床試験の過程で、男性型脱毛症の人が前立腺肥大の治療のためにこの薬を飲むと、育毛効果が出ることが分かり、育毛剤としての研究もされるようになったのです。

FDA(食品医薬品局)が男性型脱毛症の治療薬としても認可したのは、1997年です。それまでの脱毛症治療薬は、ほとんどが頭に塗る薬でしたが、プロペシアは口から飲む内服薬です。

日本では、2005年10月に、1ミリグラム錠と0.2ミリグラム錠が厚生労働省によって認可されました。

日本人に効果的

日本で行われた臨床試験では、フィナステリド0.2ミリグラムの錠剤を1日1錠、1年間続けて飲んだグループでは54%、1ミリグラムの錠剤を1日1錠、1年間続けて飲んだグループでは、58%の人に改善効果が認められました。

服用後1年を経ても改善効果が見られず、変化がなかった人の割合は40%、抜け毛が進行した人は2%でした。

一方、対照群として、プラセボ(ニセ薬)を1年間飲み続けたグループでは、72%が不変、22%が進行、6%の人に改善が見られました。

明かな効果が現れるのは、投与後6ヶ月から1年ほどであることが特徴です。日本人にとっては、0.2ミリグラムでも1ミリグラムでも効果がほとんど変わりませんでした。

その後、日本では、1ミリグラム錠を服用する3年間の延長試験が行われました。

2年後には68%、3年後には78%と、改善率は毎年10%ずつアップし、3年間継続服用すると80%近くの人に「髪の毛がやや増加する」結果が得られました。

実際は、飲み始めて1年ぐらいのあいだは発毛数は増えるのですが、その後の発毛数は徐々に減っていきます。しかし、外見上が1年後より2年後、2年後より3年後の方が髪が増えたように見えることから、発毛数は減っても髪が伸びるスピードが速まるか、髪が太くなる減少が起きているようです。

また、この試験では、3年間続けて服用した人の98%は男性型脱毛症の進行が認められなかったという結果も出ています。

プロペシアの副作用

男性機能の低下

臨床試験でみられた副作用は、プロペシア0.2ミリグラムを飲み続けたグループでは1.5%、1ミリグラムを飲み続けたグループでは6.5%、さらに、プラセボ(ニセ薬)を飲み続けたグループでは2.2%の人から訴えがありました。

どちらのグループも、訴えは男性機能の低下や性欲の減退などでしたが、そもそもプロペシアにはテストステロンを減らす作用はありません。

ただ、薬には副作用はつきものなので、服用には気をつけるに越したことはありません。具体的には、自分で海外から個人輸入して飲むことはやめましょう。プロペシアは、医師の処方箋がなければ買えない薬です。

必ず、医師の指導の下で飲むようにして下さい。あなたの体が第一です。

肝機能の低下

その他の副作用としては、臨床試験で1ミリグラム錠を飲んでいたグループから、肝機能の悪化で上昇するALT値と総コレステロール値がわずかに上がった例がありました。その他、海外では胃の不快感を訴えた例がありました。いずれも軽いものだったようです。

しかし、市販後の調査で、日本国内で数十万人と推定される使用者の中に、十数例の重篤な肝機能障害が報告されています。

プロペシアを飲み始めると初期脱毛がある

プロペシアを飲み始めると初期脱毛があるようで、関連記事をかなり見ました。なぜなんだろうと思って調べてくと、「初期脱毛」についてという記事にこのように書かれていました。

湘南美容クリニックAGA薄毛治療情報サイト

有効成分フィナステリド(プロペシア®等)を服用すると、その有効成分は毛母細胞にしっかりと働きかけます。

毛母細胞が急激に活発化すると、休止期に入っていた髪の毛は、通常より早く成長期に入っていきます。

そのため、もともと生えていた古い髪の毛が、成長してきた新しい髪の毛に押し出されるようなかたちになって抜けてしまうのです。これが初期脱毛と呼ばれているものです。

まとめ

薬を飲むのは、習慣になると気にならなくなりますが、薬は副作用があるものだと心のどこかでは思っておいた方がよいと思います。

肝機能の低下に注意することと、そして何より、自分で薬を個人輸入することは止めた方がよいと思います。くれぐれもご注意ください。

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