薄毛の人は迷わず赤ワインを

私はめったにワインは飲まないです。焼酎もあまり飲みません。ただ、赤ワインは体によくてその原因は、赤い色に含まれるポリフェノールだということくらいは知っています。

しかし、そのポリフェノールが体の中にあまり吸収されないとは知らなかった。これはちょっとした発見かもしれません。

赤ワイン

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フレンチパラドックス

赤ワインを飲む女性は多いです。ワインを飲む人が増えたのはバブル経済華やかな1990年頃からだったと思います。

その後フレンチパラドックスが有名になり、赤ワインを飲む人が増えました。それまで白ワインを好む人が多かったような気がします。

フレンチパラドックスは、同じ量の脂肪を摂取しているのにフランス人の心筋梗塞などの心血管系疾患での死亡率は、米国人のほぼ半分であるという現象を指し、その原因は、赤ワインのポリフェノールにあるといわれました。

フランス人は毎日赤ワインを飲むからです。

その原因はレスベラトロール?

その後、いまから数年前だと思いますが、ブドウに含まれるポリフェノールのレスベラトロールが話題になり、フレンチパラドックスの原因は、レスベラトロールだろうといわれるようになりました。

レスベラトロールは寿命を伸ばす働きがあるといわれ、ウイキペディアによると、2006年、科学雑誌Natureでヒトと同じ哺乳類であるマウスの寿命を延長させるという成果が発表され、種を超えた寿命延長作用として、大きな注目を集めた、とあります。

その後、長寿に関係するサーチュイン遺伝子が話題になり、あまり食べない方が長寿になるといわれるようになりました。もっとも、これは昔からいわれていることではありますけれども。

レスベラトロール

ところが、岡嶋先生の薄毛の食卓によるとレスベラトロールは消化管からほとんど吸収されないことが分かっていました。また、吸収されても肝臓ですぐに代謝されるので、血中にはごく低濃度しか検出されないことも分かっていました。

さらに、血中で検出される程度の濃度では、それ自体で抗酸化作用を発揮するとは考えにくいともいわれていたそうです。

岡嶋先生らの実験では、マウスにレスベラトロールを口から与えると、神経細胞の機能を亢進し、その再生を促進することで、認知機能を改善することが分かりました。

つまり、レスベラトロールを飲むと確かによいのです。ただし、先に書いたように消化管からほとんど吸収されず、吸収されてもすぐに代謝(分解)されてしまうのです。

そうです。IGF-1の出番です。

レスベラトロールは胃腸で知覚神経を刺激する

IGF-1は心血管系の保護作用と、認知機能改善作用ももっています。また、IGF-1には体の中で抗酸化作用を持っている酵素を増やすことで、活性酸素を除去する作用もあります。

岡嶋先生は、レスベラトロールは、胃腸で知覚神経を刺激し、全身でIGF-1を増やすことで、心疾患や認知症を予防し、抗酸化作用を発揮するのではないかと考えて実験しました。

その結果、レスベラトロールと、レスベラトロールを高濃度に含む赤ワインとも、胃腸の知覚神経を刺激し、マウスの体内のIGF-1を増やすことが分かりました。

レスベラトロールは何かの作用をする物質ではなく、胃腸を刺激する信号物質だったということです。

日本酒のα-GGは、皮膚に塗る話でしたが、赤ワインは飲む話です。飲むとレスベラトロールが胃腸の知覚神経を刺激し、全身でIGF-1を増やすのですから、育毛に効果がでるかもしれません。

レスベラトロールが多いワイン

メルロー種やピノノワール種では他種と比較して、レスベラトロールがより増える場合があるそうです。ぶどうが病害にあったとき、自己防衛的に増えるとか。

また、産地では、ブルガリア産の赤ワインが比較的レスベラトロールを多く含むそうです。

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